ロープライト、チューブライトの製造工程

ロープライト、チューブライトの製造工程別の説明

ロープライト、チューブライトの工場に行った際の写真です。
若干、アンティークな雰囲気の機械が並んでいますが、ロープライト、チューブライトの構造、製造工程、検品工程を理解するにはいい機会でした。
ロープライト、チューブライトの原料となるPVCの顆粒が入った袋です。
昨今の原油高により、原料価格も高騰しているようです。




工程1
まずは芯となる部分の製造です。
等間隔の2本の電線のまわりにPVCを溶かして芯を作成します。
下の写真はできあがった芯です。
工程2
工程1でできあがった芯に電球やLEDを入れるための穴を等間隔であけます。
工程3
工程2でできた穴のあいた芯に、電球(またはLED)を挿して、それぞれを接続します。


ここまでの工程でできたチューブライトの芯の部分の試験をしている様子です。


工程4
ここまでの工程でできた電球(またはLED)の入った芯に表皮を被せる工程です。
LEDロープライト、チューブライトの場合やクリア色の電球ロープライト、チューブライトの場合には透明なPVCの表皮を被せますが、電球ロープライト、チューブライトの場合には、PVC自体を着色します。
写真では、赤の電球ロープライト、チューブライトを製造しています。
左側から入った芯に赤いPVCの表皮がついて右側から出てきます。
出てきた表皮付のチューブは水で冷却されます。


目視でのチェックを経て、チューブ表面へのカットマークの印字を行います。